トマトに含まれているリコピンには強い抗酸化作用があり、くすみやシミを予防する効果があります。肌のシミは、紫外線によって増える活性酸素がメラニン色素の生成を促すことでできますが、トマトのリコピンがこれを抑制し、肌の透明感を増してくれます。他にも抗酸化ビタミンであるビタミンA、ビタミンCも豊富なので、美白・美肌にとても効果的です。この美肌効果を効率よく得るためには、実は生のトマトよりもトマトジュースの方が適しています。
トマトを食べるよりトマトジュースを飲む
野菜は生の方が栄養が摂れると思いがちですが、トマトの場合は、生で食べるのとジュースで摂取するのでは得られる効果がちがってきます。
まず、ジュース1杯(約200cc)には生のトマト5個分が凝集されています。1日に推奨されるリコピン摂取量は15mgと言われており、生のトマトL玉2個分に相当します。体によくても毎日大きなトマトを2個食べるのは大変ですが、ジュースであれば手軽に続けやすいと思います。
加熱して摂取する
リコピンは加熱することによって吸収率が上がり、より効果がアップする特徴があります。生で食べる場合と比べ、その差は3.8倍とも言われています。加工されたトマトピューレやトマトジュースなどは基本的に加熱処理されているため、生よりも効率よくリコピンを摂取できます。トマトジュースを使って、トマトソースやスープなどに調理するのもおすすめの食べ方です。
油とともに摂取する
リコピンは脂溶性なので、油とともに摂取すると吸収率が高まります。とくに地中海料理でもよく使用されるオリーブオイルと相性が良く、オリーブオイルに含まれるオイレン酸とリコピンによって血中コレステロールを下げるという相乗効果が得られます。調理したトマトスープにオリーブオイルを入れるなど、ぜひ工夫して摂りましょう。
トマトジュースを選ぶときの注意点
市販のトマトジュースには食塩・砂糖が入っているものが多いですが、できれば両方不使用の商品を選ぶようにしましょう。そして、なるべく無添加のものを選んでください。塩分は、食事以外の飲料や間食から摂取しないように意識的に控えなければ、簡単に過剰摂取になってしまいます。また、トマト自体に糖分があるため、砂糖が入っているものだと甘みのせいで飲みすぎてしまったり、糖分の過剰摂取につながります。せっかく美容、健康に良いトマトを取り入れても、砂糖や食品添加物を一緒に摂ってしまうと味覚や代謝が乱れて太りやすくなってしまう可能性があるので要注意です。リコピンの含有量は、200mlあたり20mg以上が望ましいです。
私は肉や魚を食べるときに、一緒にトマトジュースを1本飲むようにしています。毎日ジュースを買うのは面倒なので、ネットで箱買いしています。毎回購入しているのは、リコピンを200mlあたり25mg含有で砂糖・食塩不使用の、伊藤園「理想のトマト」です。医薬品を使って美白を狙うのも一つですが、天然の食品で、安心安全な方法で実現できるならそれが一番だと思います!もちろん私は美肌&美白ですよ!(笑)
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